日本バトン協会 九州支部 会長

会長 濵浦 美子

日本バトン協会九州支部の皆様には日頃から、温かいご支援とご協力を賜り心より厚くお礼を申し上げます。この度、2025年5月10日に開催されました九州支部総会にて会長に任命されました濵浦美子でございます。
 前任者でありました、城野裕美会長が2月にご逝去され、九州支部運営に長年ご尽力頂いたご功績をしのび、先日、「故城野裕美会長のお別れ会」を開催し、参列者一同でお別れをいたしました。
 さて、2013年に日本バトン協会九州支部が設立され、新たに13年目を迎えています。
 その間、九州管内での新型コロナウィルス感染症の蔓延、また大分県での地震発生などで、選手権九州大会を過去2回、動画審査にやむなく切り替えた経緯がございました。
 一年間、練習に励んだ選手のことを思う時、役員一同心痛めながらも、各団体へ動画審査実施を通知したことを思い出します。
 次に九州支部の2025・2026年度の新役員も任命され、役員としての重責を担い、新たな組織運営をスタートいたしました。
 支部運営につきましては、各県協会から選任された代議員が支部総会において議決権を行使できるよう支部規約を改正し、2026年度より、施行することとしました。
 また、事業につきましては、技能ライセンス講習会の開催を支部より各県バトン協会へ移行し、これまで以上に各県協会の特色を生かした事業拡大を目指してまいります。
 本部である(一社)日本バトン協会も2023年に(公財)日本スポーツ協会の準加盟組織として正式に承認されましたが、昨今、目まぐるしく変化する社会情勢の中、看過できない事案が発生しています。このことからも、今後の協会運営におけるコンプライアンス(法令順守)やガバナンス(管理体制)を強化していくためには、支部運営の内部統制の確立が重要だと考えております。
 今後は組織運営に関わる者としましては、子供を取り巻く将来の環境の変化を見据えて、バトンをスポーツとして認識していただけるよう広報PR活動を強化するとともに、(新しい可能性に果敢にチャレンジしながら)これまで以上にバトントワーリングの魅力を伝えていく必要があると思っております。
 最後になりましたが、今年の夏イタリア・トリノで開催される2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会に日本代表として、九州支部から個人18名グループ1団体が出場いたします。日本代表としての出場選手のご健闘をお祈りし、今後とも、日本バトン協会九州支部への更なるご協力とご鞭撻をお願い申し上げます。

a

a